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タイのゆるキャラたちよ「くまモン」に学べ!とタイのアーティストが叫ぶ
- 2021/3/10
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タイ観光庁が推す「ヒマパン」プロジェクト。
タイの伝統的な守護神をゆるキャラ化したものだが、タイのアーティストは日本のゆるキャラに戦略を学ぶべきだと主張しています。
タイのアーティスト、コムクリットさんは、タイ人は私たちの文化に関連する何かを際立たせたいと思っていて、またアーティストの方でも80%の人たちは、分かりにくい芸術作品よりも、一般の人々に自分の作品を理解してもらえるものを作りたいと思っていると語ります。
地元に根付いたキャラクターに興味を持ったコムクリットさんは、過去数か月にわたって地元のキャラクターに関するセミナーに参加し、日本のようなコミュニティマスコット(いわゆるゆるキャラ)に関するマーケティング戦略について学びました。
ほっぺが赤く愛らしいクマのゆるキャラ『くまモン』は、日本で最も成功している地元のマスコットの1つです。
熊本県政府が立ち上げたくまモンの画像関連商品の売上高は、2019年に14億米ドル(426億バーツ)に達し、国内でもロイヤリティフリーで使用できるというくまモンのマスコット戦略があります。(※海外企業での使用には著作権料金がかかります。)
コムクリットさんは、タイの人々が日本のマスコット戦略を学び、それを地元で成功させることができると信じています。
「日本を訪れる観光客は、マスコットに関連するカードやステッカーなどの商品を集めています。日本には、各県に地元のマスコットがあります。タイの人々は、マスコットに対する見方を変える必要があります。漫画やアニメを見ることが時間の無駄だと思ってはいけません。」
「たとえばK-popアーティストが商品を発売すると、ファンはすぐにそれを購入します。日本のキャラクター商品も、アニメーションやゲーム業界でタイ国内でも長年販売されていますが、タイのキャラクターが市場に出待っていることはありません。」と彼は付け加えます。
「地元のキャラクターを働かせる必要があります。マスコットの価値を人々に理解してもらうことができれば、地元の人々がマスコットを盛り上げてくれます。日本では、マスコットの着ぐるみを着ている人々は、訓練を受ける必要があります。マスコットのキャラクターを勉強しなり切っていく必要があります。たとえば、子供たちの前で、マスコットがタバコを吸ったりしてはいけないのです。」と彼は続けます。
アーティストらは、ヒマパンプロジェクトの新シリーズを作成する予定であり、タイのキャラクターの人気が高まることを望んでいます。
タイ発のゆるキャラたちは、タイ国内、はたまた世界へと受け入れられる日が来るのでしょうか。
日本も是非協力してあげましょう。