タイの料理には「アタリ!」が含まれています。「鳥刺し」に保健省が警告。

タイは、レストランで出されたメニューで食あたりを起こしても自己責任的な不文律のようなものがあります。
とは言え、最近はSNSなどで訴えかけるところができたので、騒動にすることも可能ですが、先ずは中るようなものを食べないことが先決です。

2月10日タイの保健省は、最近流行している鶏肉の生食についての危険性を訴えました。
生の鶏肉に中ると、重度の下痢、食中毒、胃腸感染症を引き起こす可能性があると警告しています。

タイの日本食ブームから最近、鶏肉の刺身が普及し始め、現在一部のタイ料理店で販売されており、ネット上でも話題になっていると、同局長のスワンチャイ氏は語りました。
「生または冷凍の鶏肉には、サルモネラ菌が含まれている可能性があるため、人々は調理済みの鶏肉のみを摂取する必要があります。サルモネラ菌は下痢、食中毒、または胃腸感染症を引き起こします」と彼は警告しています。
「鶏肉の刺身には、失明や脳炎を引き起こす寄生虫も含まれている可能性があります」

養鶏場の所有者は、鶏とスタッフの健康状態をスクリーニングすることで、サルモネラ菌の蔓延を防ぐことができると主張しています。
「バクテリアを殺すために、鶏肉を水で洗い少なくとも5分間強火で調理されるべきです」と彼は言います。
消費者は、製造日や有効期限など、パッケージの詳細も確認した方がよいでしょう。

スワンチャイ氏はまた、鶏肉は摂氏0度から-5度の温度で最大5日間、または摂氏ー18度の冷凍庫で最大12か月間保存することができると述べています。
「すべての調理済み食品は、消費する前に火を通すべきであり、人々は食べる前後に石鹸で手を洗うべきです」と彼は付け加えました。

鶏肉に限らず、タイで出される料理には「アタリ!」が含まれていることを十分にご認識下さい。

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