パンガン島バラバラ殺人、スペイン人シェフに終身刑維持。タイ控訴裁。

タイの第8管区控訴裁判所は9月25日、2023年にパンガン島でコロンビア人形成外科医を殺害し、遺体を切断・遺棄した罪などに問われたスペイン人シェフ、ダニエル・サンチョ・ブロンチャロ被告について、一審の終身刑判決を支持した。

サンチョ被告は、スペイン人俳優ロドルフォ・サンチョ・アギーレ氏の息子だ。
コロンビア人形成外科医エドウィン・アリエタ・アルテアガさんを殺害後、遺体を切断して遺棄し、パスポートを破棄したとして起訴されていた。

被告側は「けんかの最中に偶発的に死亡した」と主張したが、裁判所は、被告が事件前にナイフやのこぎり、包丁、ごみ袋、ゴム手袋、清掃用品などを購入し、ホテルの部屋に準備していたことなどを重視した。
負傷後も医療機関やホテルスタッフに助けを求めず、その後遺体を切断したとして、計画的な殺害だったと認定した。

一審のサムイ島県裁判所は当初、死刑を言い渡したものの、一部の罪を認めたことを考慮して終身刑に減刑している。
さらに被害者の両親へ、442万4,000バーツを支払うよう命じていた。

控訴裁は一審の量刑と賠償命令はいずれも適法と判断し、被告側と被害者遺族側双方の控訴を退け、判決を維持した。

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