セブンイレブン、インド全31店舗を閉鎖に。現地競争に苦戦。新たな挑戦者は「ローソン」

タイでは圧倒的な物量でセブンイレブンが「帝国」を築いているが、インドでは撤退の憂き目をみることとなった。

セブン‐イレブンが、インドで展開していた全31店舗を9月30日付で閉鎖した。
親会社のセブン&アイ・ホールディングスが、明らかにした。
インドでは現地小売企業との競争が激しく、日本の各誌はこうした厳しい事業環境が閉鎖の背景にあると報じている。

セブンイレブンはインドの小売大手Reliance Retailと提携し、2021年10月にムンバイで1号店をオープン。
その後、プネーにも進出し、店舗数は一時約60店まで拡大した。
しかし、世界的なコンビニブランドでも現地市場での競争は厳しく、最終的に残っていた31店舗すべての営業を終了することになった。

ただし、セブン&アイは今回の閉鎖について、インド市場からの完全撤退を意味するものではないとの姿勢を示している。「インドの顧客にサービスを提供したいという思いに変わりはない」とし、長期的な事業展開に向け、複数の選択肢を検討していくとしている。

一方、セブン‐イレブンがインド戦略を見直す中、競合するローソンは新たにインド市場への進出を計画している。
報道によると、2027年に1号店を開業し、2030年までに約100店舗へと拡大する方針だ。

巨大な人口を背景に成長が期待される一方、地場の小売業者との競争も激しいインド市場。
セブン‐イレブンが約5年間の展開を経て全店舗を閉鎖する一方、ローソンが新規参入を目指すなど、日本のコンビニ大手で対照的な動きがみられている。

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