Pandoraよ、お前もか! タイ一極生産から転換。ベトナムに世界最大級工場、1.5億ドル投資

デンマークのジュエリー大手Pandora(パンドラ)が、1億5,000万ドルを投じてベトナム・ホーチミン市に新工場を開設した。
Pandoraにとってタイ国外としては初の製造拠点となり、37年間続いてきたタイ中心の生産体制から、生産拠点を分散する大きな転換点となった。

新工場はファインジュエリーの製造施設として世界最大規模とされ、年間最大6,000万点を生産可能。
これによりPandora全体の生産能力は約50%拡大する見通しで、フル稼働時には最大7,000人を雇用する。

Pandoraはこれまでタイを主要な生産拠点としてきたが、ベトナム進出によって特定国への依存を減らし、サプライチェーンの柔軟性と安定性を高める。
同社はベトナムを選んだ理由として、熟練労働者の存在やビジネス環境、製造業を支えるインフラなどを挙げている。

環境対策にも重点を置き、新工場では電力を100%再生可能エネルギーで賄うという。
屋根への太陽光パネル設置や地元の太陽光発電事業との連携を進め、Pandora全体の事業活動による炭素排出量を約17%削減するとしている。

また、Pandoraは2024年8月から、新たに製造するジュエリーに使用する金と銀を100%リサイクル素材へ切り替えており、ベトナム工場でも同様の方針を採用する。

今回の大型投資は生産能力の増強だけでなく、長年タイに集中してきたPandoraの世界的な生産・供給体制を再構築する戦略の一環となる。
タイは引き続き重要な生産拠点となる一方、ベトナムが新たな大型製造拠点として加わることになる。

状況によっては、徐々にタイからフェ―ドアウトという世界線も大アリだ!

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