チェンマイの公営住宅10室を利用しオンライン賭博。カンボジア・ポイぺトから移転。

タイ北部チェンマイ県で10月5日、警察がオンライン賭博サイトの運営拠点を摘発し、男女15人を拘束した。
グループは公営住宅10室を事務所として使用しており、サイトでは9,000万バーツを超える資金が動いていたという。

チェンマイ県警のサイバー犯罪対策部隊とメーピン警察署は、裁判所の令状を取得し、ムアンチェンマイ郡サンピースア地区にある公営住宅を捜索した。

10室から容疑者15人のほか、パソコンや携帯電話などを押収した。

警察によると、グループはサッカー賭博やスロットなど複数のオンライン賭博のマーケティングや宣伝を行っていたという。
利用者は1,000人を超え、サイト内の資金流通額は9,000万バーツ以上に上っていたとされる。

容疑者らは取り調べに対し、もともとカンボジア国境のポイペトで働いていたが、国境付近での戦闘を受けてチェンマイへ移転したと供述しているという。
その後、同地を新たなオンライン賭博の活動拠点としていた。

特徴的なのがSNSを使った勧誘方法で、スタッフ1人につきFacebookアカウント約200個を運用。
インターネット上から飲食や旅行の写真を探して投稿し、約2時間後に削除した上で、オンライン賭博への勧誘投稿に切り替えていた。
これらは、Facebookによる検知を避けるための手口だったと警察は説明している。

スタッフには1人当たり月給1万8,000バーツが支払われ、バンコクにいる組織の責任者が資金提供や指示を行っていたとみられている。

警察は15人全員をメーピン警察署に移送し、無許可でオンライン賭博を組織し、電子媒体を通じて広告・宣伝や参加者の勧誘を行った疑いで捜査を進めている。

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