チェンマイの女子児童3名失踪事件、ミラー財団が明かす事件の詳細「10の事実」。

最近、チェンマイ県メーアイにある「ラーチャパチャヌクロ第30校」の寄宿舎から、3人の女子児童が姿を消した件で、警察・軍・行政当局・教師が連携して捜索にあたり、最終的に学校近くの墓地で3人を発見したという事件がありました。

この事件に関して、ミラー財団の失踪者情報センターが「10の事実」と題し、詳細を発表しました。

失踪事件に関する10の事実

①自発的な失踪であり、誘拐や詐欺ではなかった。

②主な動機は「家に帰りたい」という思い。

 ホームシックや家族への想いが原因とみられ、他の問題は今後の調査を待つ。

③3人は仲が良く、1〜3年間同じ学校で生活していた。

④過去にも一度、帰宅を試みたが未遂に終わっていた。

失踪前、友人が3人が帰宅を計画していると聞いていた。

⑥3人のうち2人は頭の回転が早く、道順もよく覚えており、自力で移動できた。

⑦学校から約8km離れた村で発見された。

⑧地域住民が遊んでいる子どもたちを見かけ、通報したことで発見に至った。

⑨警察・行政・住民・ボランティアが効果的に連携して捜索活動を行った。

⑩児童たちへの励ましと、家庭とのつながりを保てる仕組みの必要性が強調された。

 また、寄宿学校で教える教師たちの苦労にも理解と支援が求められる。

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