タイ水資源局、高潮および海水の浸入に関する警報(2025年5月27日~6月1日)

国家水資源局(ONWR)は、タイ海軍水路局と連携した継続的な観測の結果に基づき、高潮および海水の浸入リスクに関する警告を発表しました。

■ 影響が予想される期間と地域

2025年5月27日~6月1日の間、毎日午後7時〜深夜0時ごろ

チャオプラヤー川沿岸、特にプラチュンチョムクラオ要塞周辺では、高潮により海面が上昇する見込みです。

予測によると、この期間中の水位は平均海面より1.70〜2.00メートルに達する可能性があり、これは危険水位を約0.30メートル超えるレベルです。

■ 気象要因とその影響

・南西モンスーンの強まりと活発なモンスーントラフの通過により、広範囲での大雨が予測されています。
・これにより河川の水位も上昇し、チャオプラヤー川、ターチン川、メークロン川沿岸の低地では浸水リスクが増大します。
・恒久的または仮設の堤防の外に位置する地域では、特に高潮による浸水リスクが高まります。

■ 海水浸入とその影響

海水が内陸に逆流する塩水の浸入リスクも高まっており、家庭用水や農業用水の水質への影響が懸念されます。

対象地域は以下の通りです。

・サムットプラカーン県
・バンコク
・サムットサコーン県
・ナコンパトム県
・サムットソンクラーム県

この警報は、住民の安全と生活・農業への影響を最小限に抑えるために発せられたものです。
関係機関および住民の皆様には、今後の発表に注意し、必要な備えを講じていただくようお願いいたします。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る