タイのyoutuber ナットさん、中国入国時に差別的対応されたと抗議!「オカマだから」と拘束され屈辱体験。

有名ユーチューバー兼インフルエンサーのナット=ニサマニー・レオワラポンさんが、自身のInstagramを通じて心を傷つけられた体験を告白し、ネット上で大きな議論を呼んでいます。

ナットさんは、中国の入国管理でトランスジェンダー(タイ語で「กะเทย(ガトゥーイ)」)であることを理由に拘束され、差別的な対応を受けたと主張しました。

彼女は以下のように語っています。

「性別が何であれ、人間は人間。なぜ私だけ他の人と違う扱いを受けるの? 家族7人全員で行ったのに、私だけが拘束されたのは理解できない!」

特に怒りを覚えたのは、「トランスジェンダーはお金を持っていないはずだ」という偏見だったそうです。

「タイのオカマを見くびらないで。超働き者で、クレイジーなぐらい頑張ってるのに!」

その後、ナットさんは、詳細を語る動画も投稿しました。
彼女によれば、これまでも他国の入国審査でパスポートの性別表記(”Mr.”)と本人の見た目が違うことで多少笑われることはあったが、中国の対応は一線を越えていたと話します。

入国管理官は英語を話せず、彼女に対してずっと中国語で対応していたと言います。
何度も別室に通され、写真を撮られたり笑われたりし、まるで見世物のように扱われたとも述べています。

ナットさんが「ユーチューバーでビジネスオーナーだ」と説明し、フォロワー数などを見せても信じてもらえず、「お金は男からもらったのか?」といった質問をされ、「トランスジェンダー=男性に養われている」という固定観念で見られたことにも強く傷ついたと語っています。

 

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