汚職の象徴タイの「高価な街灯」は、やっぱり高価だった! 事故で破壊した者へ多額の請求書。

タイの汚職の象徴とも言われる「高価な」街灯ですが、もしあなたが交通事故で破壊してしまうようなことがあれば、多額の請求にさらに驚かされることでしょう。

タイ南部で発生した事故により、2つの街灯柱が破損し、多額の請求書を受け取る事態となっています。

ソンクラー県ハートヤイの繁華街にあるこれらの街灯は、タイ南部の伝統舞踊「マノーラ」像が付いた高価なものでした。

夜中に走行中のSUV車が、それらに衝突し2つのマノーラ像は倒壊しました。

これらの街灯プロジェクトは、総予算3,300 万バーツ(約1億2千万円)かけて設置しました。

この事故により、ドライバーは1灯につき9万バーツ合計で18万バーツの修理費用を請求される事態となってしまいました。

この事故により重傷を負った人はいませんでしたが、心に負った傷は完全K.O.ものでした。

この手の飾り(種類は様々)のついた街灯は、ひと気の少ない道路にいきなり現れ、周囲との調和がとれていないかなり豪華なもののため驚かされることがあります。
もちろん、ひと気の少ない場所に街灯は必要なのですが、このような数段高価な街灯は明らかに不要であるとの市民から訴えで、不正委員会が動きましたことがありましたが、あえなくスルーとなりました。
新型コロナ禍で人々が生活に苦しむ中、このような街灯が立てられ続けました。

 

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