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どこに公平性が? タイのタクシー抗議デモ、タイ政府に身勝手な要求。「妨害行為には法的措置」
- 2025/5/22
- タイローカルニュース

タイのタクシーは、客を脅してきますが、政府に対しても脅迫してきます。
5月21日、スワンナプーム空港での配車アプリと従来型タクシーの仁義なき戦いは続いています。
先日より行われている従来型タクシーによるデモ行動を受け、タイ運輸省は5月28日に公共タクシー運転手協会(Public Taxi Drivers Association)と協議を行うことを発表しました。
この抗議では、50人以上の従来型タクシー運転手が政府庁舎前に集まり、政府に対応を求める事態となりました。
協会側の主な要望
①スワンナプーム空港での従来型タクシーの公平な可視性とアクセスの確保
・専用乗り場の設置
・明確な案内サイン
・タクシースタンドへの案内デスクの設置
②配車アプリに関する法律・規則の見直し
・中小タクシー業者や従来型サービス提供者の保護
・公平な競争の確保
③スワンナプーム空港内でのアプリ車両の営業許可の見直し、または撤回の検討
政府側の対応
スラポン副運輸大臣は、空港公社(AOT)に対して、空港での公共交通機関の利便性・公平性を再検討するよう指示したと言います。
さらに陸運局(DLT)には、提出された問題を整理し、協会側の法律チームと連携して、法的・制度的な解決策を模索するよう命じました。
スラポン氏は、「従来型タクシー事業者の負担軽減と、乗客への効率的なサービス提供の両立が目的」と強調し、乗客の利便性と選択の自由が最優先事項であると明言しました。
現在スワンナプーム空港では、以下の多様な交通手段が提供されています:
・路線バス
・長距離バス
・メータータクシー
・配車アプリ対応の「グリーンプレート」車両
・リムジンサービス
一部のタクシー運転手からは「配車アプリの影響で乗客が減少している」との声が上がっており、アプリ車両の排除を求める意見もありますが、空港としてはすべてのニーズに対応する必要があると主張しています。
タイ政府は「対話は継続するが、空港運営の妨害などの脅しには法的措置を講じる」とも警告しています。
いやいや、みんなボッタクリや刃物などによる脅迫、セクハラなどしてくる従来型のタクシーに乗りたくないんですよ。
客離れが起きているのなら、それは自分たちの行いのせいです。
自分たちが悪いとは1ミリも思ったことないんでしょうなあ。
今回の要求も、全て自分たちに都合のよいことばかりで、この主張のどこに「公平性」が含まれているのか、1ミクロンもわかりません。