少子高齢化を憂うなら、先ず目の前の子供たちを救え! サムロンのデパート横で寝泊まりする一家。

1月7日 社会開発・人間の安全保障省次長であり、人民福祉加速センター(CCSA)議長のサラ氏は、サムットプラカーン県サムロン地区にあるデパートの道路横で寝ている子供2名を含む5名のグループについて伝えています。

サラ氏は、この家族がこうなることは知っていたと語ります。
子供の母親はロッブリー県の出身で、子供の父親はサムットプラカーン県プラプラデーンの出身です。
しかし、子供の父親は薬物中毒のため、警察に拘留されています。
そして家賃を滞納したため家から追い出されてしまいました。

そのため、家族のもとの家に戻ることはできません。
彼らは公共の場所で寝るために家を出てきました。

当局の職員が母親と話をするために電話をかけ、さまざまな支援ガイドラインを提供ましたが、その子の母親は支援を受け入れませんでした。
そして子供の情報を提供することを拒みました。

そのため、当局は地域の警察と協力して彼女らの追跡を開始しました。
他県のすべての家族の住民登録を確認し、ロッブリー県の児童・家庭と連携して、児童の母親の行方を追跡しています。

そして子どもたちをさらに支援するための計画を進めていくと述べています。

サラ氏は、このような社会的困難に直面している子供を見たら、社会保障省市民福祉管理加速センター (CCSA) ホットライン 1300 に連絡してほしいと語ります。
24時間サービスを提供しており、迅速に対応する運営チームがいるとのことです。

少子高齢化が叫ばれている中、先ず今いる子供たちを救うことが急務かと思います。
生ませる政策を強めても、育てる環境が整っていなければ無意味です。
それは社会環境全てに言えます。
仕事の斡旋、薬物問題、銃の氾濫など、健康的な家族を構成していく上で、解決していかなければならない問題です。
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