RCA近くの新スポット「Nineyard Market」に中国人の影。バンコクとチェンマイで不法就労で逮捕。

入国管理当局は、バンコクで5人、チェンマイで2人のミャンマー人不法就労者を摘発したと発表しました。
いずれも飲食店で違法に就労していたとされています。

■バンコク

5月17日に入国管理局は、バンコクの流行スポット「Nineyard Market」(RCA近く)を視察した際、中国語の看板が掲げられている飲食店を確認します。
このことが中国人オーナー関与の可能性を示唆し、調査のきっかけとなりました。

当局が正式な身分を提示して立ち入り検査を行ったところ、中国人は確認されなかったものの、ミャンマー人男性5人が不法に就労していたことが発覚しました。
彼らはタイへ違法に入国し、労働許可証を持たずに働いていたとされ、現在は「不法入国および無許可就労」の容疑で捜査官に引き渡されています。

この店舗の経営者に対しても、外国人の違法雇用に関する労働法違反の疑いで調査を続けているとのことです。

■チェンマイ

また、5月15日にはチェンマイ県ファーハーム地区のレストランで働いていたミャンマー人男女2名が、入国管理局によって逮捕されました。

両者とも、元の雇用主から合法的な労働許可証を得ていたと供述しています。
しかし、元の職場で仕事がなくなったため、約5か月前から無断で他の飲食店で調理補助として就労していたと話します。
月給は13,000バーツだったと伝えられています。

しかし、雇用主や勤務先の変更について15日以内に届け出る義務を怠ったため「変更を届け出なかった不法就労者」としてメーピン警察署に移送され、法的措置が取られています。

■全国的な取り締まり強化へ

これらの摘発は、入国管理局長官の指示に基づいて実施されたもので、全国規模での不法就労・不法滞在の取り締まり強化の一環とされています。

 

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