ウドンタニーの焼き畑農家、サトウキビ買い取り制限によりトラック2000台で抗議の構え。

今のタイ政府は、政策があまりにも行き当たりばったりでむちゃくちゃです。

ウドンタニー県の農家数千人が、タイシュガーウドンターニー製糖工場の前に集まり、政府がこの地域最大の製糖工場に対して、サトウキビの購入を禁止したことに抗議しています。

1月15日以来、約2,000台のトラックに積まれた収穫物の購入を求める農家が、製糖工場の外で抗議活動を行っています。
工業省が工場に対し、焼き畑サトウキビの購入を停止するよう命じたことが判明したためです。

この製糖工場は、焼き畑サトウキビの購入制限である25%の上限を超え、シーズン中に約43%に相当する41万トン以上の焼却サトウキビを購入したと報告されています。
これは約41,000ライ(約6,560ヘクタール)の農地の焼却に相当しています。

東北部サトウキビ農家協会のティラチャイ会長は1月17日に、工場が残りの収穫物を購入しなければ、農家が抗議活動を行う可能性があると主張しています。
同会長は与党タイ貢献党の国会議員でもあり、農家がトラックで道路を封鎖する可能性があると示唆しています。

タイのぺトンタン首相は、今年のPM2.5汚染を昨年よりも低く抑えるよう内閣に指示を出しました。
この指示を受けて、工業省は焼き畑式の農産物、特にサトウキビやトウモロコシの購入を禁止する措置を講じていました。

大麻法案でも何でもそうですが、規制や罰則はセットで施行しなければなりません。
規制や罰則一辺倒でもだめでしょう。
しかし、タイ貢献党政府はいつも片手落ちの政策ばかりで、人々を混乱に陥れています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る