宙に浮いた「タイ首相の座」混迷極まる。タイ貢献党議会「次期首相はぺトンタンで行く」。

タイの政治は、混迷を極めているようです。

昨日のタクシン邸での話し合いによって、タイ貢献党のチャイカセーム・ニティシリ氏が首相候補として内定しているかの報道が流れましたが、やはりドアの向こう側は深い暗闇でした。

ブムジャイタイ党のアヌティン党首は8月15日、タイ貢献党の首相候補チャイカセーム氏を新首相として支持すると発表しました。

しかし同日午後、タイ貢献議員会議が開かれ、党首ペトンタン・チナワット氏が首相候補者となるべきだとの結論に達したと報じられています。

ただし、党議員らの意見に同意するかどうかは党執行委員会次第とのことで、まだまだ不確定要素が付きまとっている状況の様子です。

タイメディアでは、次期タイ首相は、 ペトンタン、アヌティン、プラウィット氏の3者で争われるのではないかという見方を示しています。

 

ようするに、誰もまともに口から発せられた言葉を鵜呑みにしている人はいないということですね。
タイのニュースは、口から出た話をそのまま伝えても、真実に繋がっている可能性が高くありません。
ふわふわと宙に浮いた「タイ首相」という名の権力。
国民の声、そっちのけで進められている権力闘争ですが、誰の手に落ちるのかは、未だ天のみぞ知るといったところのようです。

 

扉を開けたらさらに闇。各与党代表者がタクシン邸で、次期首相の緊急会談。チャイカセーム氏濃厚か?!

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