猿も少女も機関銃で応戦。リアル『猿の惑星』の街ロッブリー。首相に対策を懇願するも写真受け取りを拒否。

猿が人間を支配する世界線がやってくるのでしょうか。
タイ中部の街が、リアル『猿の惑星』化していると問題になっています。

ロッブリーで多くの店舗が閉店し、移転した主な理由の1つは「猿の大量発生」にあります。

当局はこの問題に対処しようと試みていますが、「サルの街」として有名なロッブリーの観光資源の保全をすることと、サルが人間に脅威を与えないようにすることとの間の妥協点をまだ見つけられていません。

地元住民が首相にエアガンの機関銃を持った少女の写真を贈り、その写真がインターネット上で拡散しました。
この街では、サルに襲われないようにするために少女がエアガンを持ち歩く必要があり、対照的にどこから持ってきたのかサルの方でも機関銃を手にする者が現れ、それを見たネット民らが正に「猿の惑星 征服」のストーリーそのままで揶揄しました。

※写真はリアルなものです。加工していません。

民間団体のリーダーは、ロッブリーにサルが侵入しているというイメージが世界的に共有されるのを避けるために、首相にこの問題に取り組むよう求めました。
しかしセター首相は問題を解決すると約束しましたが、この写真は受け取りませんでした。

「サルは、ロッブリーのユニークな特徴の1つです。 しかし、公共の安全も重要です」と民間団体は述べます。

「猿が人を襲っても、彼らには責任はありません。 しかし、誰かがサルを傷つけた場合、彼らは動物虐待の罪に直面するだろう」と同氏は述べます。

とくかく、この街で猿を見つけたら逃げることしかないようです。
その間にも猿が進化を遂げ、人間を超え、やがて人間を支配する日が来る日も近いのでしょうか。

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