あなたは幽霊の存在を信じますか? チョンブリー県で宝くじ当選者が、200席規模の「幽霊に捧ぐ」宴会を開催。

最近都市部の若者は変化しつつあるとは言え、タイ人は幽霊の存在を信じる人が多いとは言われています。
ただ、ここまで本気とは…。

最近宝くじ当選し大金を手にした男性は、風変わりな使い道を選びました。

宝くじの当選者はメディアには名前を伏せていますが、今年4月に2,400万バーツ(約9600万円)を獲得しました。
その賞金の一部である約24万バーツを使って、200席の宴会テーブルを借り、チョンブリー県にある中国人墓地で幽霊のために大規模な夕食を準備しました。

宝くじの当選者は、幽霊のために宴会開くという行為を自分の先祖に利益をもたらすものだと考えていたと宴会の準備をしたアナンさんは語ります。

そのゴーストパーティのテーブルには、せんべい、前菜、魚の浮き袋、鶏ひき肉、ルビーフィッシュのライム蒸し、シーフードサラダ、チャーハン、イチョウ、ココナッツなどが用意されていました。

生きている参加者の一人は、幽霊たちが食べ終わった後、その食べ物は困っている地元コミュニティの人々に与えられたといいます。
ソーシャルメディアを使ってイベントを宣伝し、困っている人たちに幽霊が食べきれなかったものを食べるよう呼びかけていました。

しかし驚くべきことに、チョンブリーで幽霊のためのこのようなイベントが開催されるのは、これが初めてではありませんでした。
昨年2月にも、幽霊のための映画ナイトが開催されていたのです。

こちらは幽霊のための映画祭のようす

 

また2021年にも、規模はもう少し小さいながら、幽霊のための宴会が開催されていました。

あなたは幽霊の存在を信じますか?

 

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