日本は近年、タイ人にとって人気の旅行先となっています。
美味しい食べ物や美しい場所、今の季節は雪山など寒さ体験ができるのも、タイ人にとっては魅力の一つです。

そのような中、タイ人に人気のスポットの一つに「富士山夢の大橋」があります。

富士山を背景に、天に昇るような素敵な写真が撮れる場所として評判になり、自撮り好きのタイ人観光客に口コミでひろがっていました。

しかし最近、ここを訪れる観光客のまなーについて、タイ人同士で注意喚起が行われています。

ある投稿には次のように書かれています。
「人気の場所、ブロガーや観光客が集まり、人々が写真を撮ったりできる人気の大橋の場所を共有します。
写真撮影時のルールも合わせて解説したいと思います。」

写真の丸で囲った部分が、その地域の人々のプライベートエリアであることを説明してくれています。
通常、この私有地には、立ち入り禁止の看板が掲げられています。

タイでは、このようなルールが設けられていても、目的達成のためなら無視するのが常態化しています。
しかし、ここは日本。
日本では、ルールを破った際、すぐに警察沙汰になることも少なくありません。

特にここは、もともと観光名所ではないので駐車場はありません。
今、駐車禁止の場所ではないのに路肩に駐車する人が問題になっていると言います。
そして、写真を撮るために、私有地に乗り込んでいく人が多数確認されているとのことで、今回の注意喚起へと繋がったと地元メディアは伝えています。

この場所に写真を撮りに行った人による騒音も問題になっています。
またゴミを捨てたりもしています。
このようなことを続けていれば、最悪の場合、写真撮影自体が禁止されることにも繋がりますと伝えています。

前述の通り、日本はタイと異なり、法律を遵守する国ですので、特に駐車違反などに関しては、すぐにその場で罰金が科されるなど、厳しく取り締まりが行われています。
せっかく旅行先に日本を選んでくれたのですから、楽しい思い出をたくさん作って帰って行ってほしいので、ルール（法律）だけは犯さないようにご注意頂きたいものです。
日本では、法律に違反した場合、どんな言い訳も通用しませんので。