バンコク新都市計画白書。コンドミニアム建設可能エリア増、緑地減。元サンシリ首相に配慮か?
- 2023/10/1
- バンコクとその近郊
2025年にも施行されると言われているバンコクの新たな都市計画では、高層マンションの複合用途エリアであるオレンジゾーンが23%増加して約349.95平方メートルになるだろうと当局者は語ります。
この新しい都市計画は、9月13日バンコク都庁の諮問委員会によって承認された。
次の動きとしては、バンコクの50地区で公聴会を開催することになります。
都の関係者によりますと、新しい都市計画では、複合用途地域(オレンジゾーン)が2013年の計画でマークされた248.08平方キロメートルから349.95平方キロメートルに増加する予定だと伝えられています。
増加したエリアは、新たな電車の路線沿いに割り当てられているとのことです。
これにより、開発業者は電車の路線沿いに高層マンションを建設できるようになります。
新しい都市計画では、緑地帯が240.32平方キロメートルから50.60平方キロメートルに縮小されます。
新都市計画が実施されれば、ラチャヨーティン、ドンムアンとラクシー、ラープラオとラーミントラ、シーナカリン、ミンブリー、タリンチャン、タウィーワッタナ、ウォンウェンヤイなどがオレンジゾーンの対象となると伝えられています。
バンコクの緑化計画はどうなってしまったのでしょうか。
もうコンドミニアムは飽和状態だと思うのですが、元サンシリ首相の意向が反映されてるのでしょうかね。