日本人駐在員のベッドタウン・トンローで、あわや発砲事件です。

事件現場で、バイクタクシーが走行していると、後方を走っていたベンツが猛スピードで追い越そうとしてきました。
そのためバイクが、警告音を鳴らしてします。

するとベンツの運転手は不満を感じ、窓を開けて中指を立ててきました。
それに怒りを示したバイクタクシーは、仲間のいる停留所まで車を誘導しました。
バイクタクシー仲間に囲まれたベンツの運転手は、拳銃を突き出して反撃します。

通報を受けたトンロー警察署の警察官が現場へ駆けつけます。

するとベンツの車内からは、違法薬物「アイス」(覚せい剤)が発見されました。
また未登録の銃器も発見されています。

ベンツの車内には、男性2名、レディーボーイ2名と女性2名が搭乗していました。
その後の薬物の検査の結果、全員の体内からメタンフェタミンが検出されています。

なお、このメルセデスベンツは、偽のナンバープレートを付けていたことが判明しました。
ベンツの運転手は、この車は友人のものだと証言していました。

しかし、後になってこの車は修理するためにガレージに持っていき、引き取ったばかりだと証言を翻しました。

調査の結果、 ベンツの運転手は衣料品店で働いている者でした。
車は、修理など行われていませんでした。

さらに、メルセデスの運転手であるチャウィン容疑者は、2013年にスティサン警察署のエリアで器物損壊や脅迫、暴行事件など、多くの犯罪で有罪判決を受けた経歴があることが判明しています。
さらに虚言癖もあるようで、自分は警察官で高級警察官と知り合いであると主張していたとも伝えられています。

ベンツに乗ることで、上級国民にでもなったかのような空想に取りつかれていたのでしょうか。
ベンツだからと言って、本当にその人のものかはわかりませんからね。

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