前代未聞、続々! スラチェート国家警察副長官が、タイ首相を不正行為で告訴!

彼の周囲を巡る騒動は、全て前代未聞です。

「ビッグジョーク」の愛称でタイ国民からも慕われているスラチェート国家警察副長官が、セター首相に対して不正行為の告訴状を提出しました。

スラチェート氏は、国家汚職防止委員会に4月22日「本日、セター首相を不正行為で告発する」と申し出ました。
同氏は訴状の中で、セター氏がスラチェート氏の停職処分を行うためだけにタイ王立警察(RTP)に連れ戻したと非難しました。
首相は、オンラインギャンブルウェブサイトに関連したマネーロンダリング容疑の捜査に道を譲るため、同氏をRTPから60日間首相官邸に異動させていました。

スラチェート氏は、警察の準最高位の副署長から警察のトップに昇進するのを誰かが阻止したいがため、こうした容疑でたたきのめされたのだと一貫して主張しています。

セター首相は、スラチェート氏と国家警察長官トーサック氏の確執が報じられたことを受け、3月20日に閑職へと異動させていました。

しかし先週、国家警察長官代理のキトラット氏は、スラチェート氏とその部下5人を上記の容疑でRTPから停職させる命令に署名してしまいます。

この事件を調査するためにセター首相が設置した委員会は最近、スラチャテ氏がマネーロンダリングに関与した疑いを裏付ける証拠を発見したと発表しました。
このため、キトラット長官代理は、停職処分を受けた他の5人の容疑者を調査するための別の委員会を設置することになっっています。

一方、スラチェート氏は、過去6カ月間、自分を不当に扱ったとしてタイ貢献党政権を非難しています。
「しかし、私は心配していません、私は必ずカムバックします」と彼は誓っています。

同氏はまた国家汚職防止委員会に対し、同氏を調査している委員会が同氏に対して何らかの権限を持っているのかどうか(職権乱用ではないか)を調査するよう要請したと付け加えています。

トーサック長官の方の疑惑の方が根強いにもかからわらず、全く調査させれていませんね。
タクシンが戻ってきて以来、はたから見ても明らかな稚拙な茶番劇が、ずっと続けられていますね。

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