【動画あり】中国人の誘拐事件がまたまたバンコクで発生。地獄へ売られる寸前に彼女を救った奇跡とは…。

中国人観光客が来ないのは、タイ国内で中国人による誘拐事件が多発しているというフェイクニュースが蔓延しているからだと、能天気な当局は分析していますが、フェイクニュースではないと思いますが…。(というか、それが観光客減少の理由とは思えない)

タイで中国人の男性が、中国人女性を誘拐した事件は、バンコクのシーラート高速道路上での追突事故がきっかけで明るみに出ました。

9月14日13時ごろ、高速道路警察は、トヨタ・ヤリス車を使用し、中国人女性(27)が誘拐されたとの通報を受けました。
その後、車はラマ9世通りにあるピヤウェート病院の前で停車しました。
運転していたのは河南省出身の中国人、趙武林(Zhao Wulin)容疑者(36)。
彼はその場で逮捕されています。

趙容疑者の車は、タイ人ドライバーが運転するフォーチュナーの後部と衝突事故を起こしています。
急ぎで解決を図りたい趙容疑者は、賠償金を現金で支払うと申し出ましたが、タイ人運転手は、保険代理店を待つよう容疑者を促します。

すると足にロープを巻いた中国人女性が趙容疑者の車から降りてきて、タクシーで逃げるのを手伝ってくれるよう頼みこみんできたと言います。

その後、中国人女性は警察に駆け込み、そこでようやくロープの拘束から逃れることができました。

第2高速道路警察署当局はマッカサン警察の協力を得て、中国人2名を別々に取り調べることとしました。

自供により、2023年12月31日までカンボジアで外国人向けに働く許可を持っていた趙容疑者が、9月13日夜にバンコクの娯楽施設でこの中国人女性と会ったことが判明しました。

韓国で整形手術を受ける人々を手配する仕事をしている27歳の中国人女性は観光ビザでタイを数回訪問しており、最近は9月2日にタイ入りしていました。

趙は、スマホアプリを通じて被害者と知り合ったとされています。
彼らは約10日間ほどアプリで話した後、9月13日の夜にグリルレストランで夕食を共にしました。

中国人女性は、食事やお酒を飲んだりした後、しばらくめまいを感じ、その後何も思い出せなくなったと語ります。
その後翌9月14日、趙容疑者が住むラムカムヘン81のホテルで、彼女が裸の状態で目覚めることとなります。

趙さんは彼女に、チョンブリー県パタヤに旅行に行こうと誘いました。
道中、二人はスーパーでお弁当を買いに立ち寄りました。
そして女性が、食事のため車の前部座席から後部座席に移動した瞬間、趙氏は脅迫的な言葉を発してきました。

その後、女性の足首をロープで縛り、20万元(約100万バーツ)の身代金を要求すると脅してきたのです。

中国人女性はお金がないと主張しましたが、友人に5万元(約25万バーツ)を送金してもらうことになりました。
そこで趙容疑者は、お金を引き出すために女性をATMまで車で送ろうとしました。
しかし、自動車の衝突事故により状況は一変しました。

最終的に趙容疑者は逮捕され、現金やその他の通貨10万バーツ、女性を縛るのに使われたロープなどの証拠を押収しました。

この女性が裕福であることを知った警察は、趙容疑者が単独で行動したものと推測しています。
警察は趙容疑者と中国の詐欺集団との関連性を発見していないと述べています。

容疑者は現在、恐喝、監禁、わいせつ罪の嫌疑で拘留しています。

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