タイの元王子ニューヨークへ! 27年ぶりの帰国後、タイ国王の次男と三男「再びタイに帰ってきます。」

タイ国王の次男と三男であるワチャレーソーン・ウィワチャラウォン氏(42歳)とチャクリワット・ウィワチャラウォン氏(40歳)は、2023年8月14日月曜日、米国に向けて出発する前のスワンナプーム国際空港でのインタビューで、再びタイに帰ってきますと述べました。 

次男であるタンオン氏は、スワンナプーム空港に到着すると手を振ってメディアに挨拶しました。
タンオン氏(タンは、英語でいうsirで敬愛を込めた呼び方。〇〇卿など)は、夜に取材に来てくれた記者たちに感謝の意を表しました。
彼はタイで7~8日間過ごし、あとから合流した弟は3~4日間過ごしたと伝えられています。
「時間が経つのは早いですね。 たくさんのことを成し遂げたいと願っていましたが、時間が足りませんでした。
タイに帰国して以来、皆さんが私に愛情とおもてなしをしてくださいました。
さまざまなライフスタイルを持つタイ人と詳しく会話を交わしました。
この国では、タイ人の仲間たちが私に多くのことを教えてくれました」とタンオン氏は語ります。

タンオン氏は8月7日にタイに到着し、翌日バンコクのスラム街子育て財団を訪問しました。
最初のインタビューで彼は、27年ぶりにタイに戻ってきた喜びを語りました。
「夢が叶ったような気分です」と。

彼はまた、バンコクの寺院やプラナコーン・シー・アユタヤのアユタヤ歴史公園など、数多くの場所を訪れました。
タイ料理の代表料理「パッタイ」をはじめ、バンコクのチャイナタウンでさまざまな料理を堪能しました。
また、BTSスカイトレインに乗り、ニューヨークの地下鉄よりもきれいだと祖国の電車システムを称えました。

「ニューヨークでは、私のような庶民は毎日地下鉄に乗って通勤しています…バンコクの方が快適であることを誇りに思います」とタンオン氏は語っています。

彼は、今のタイと27年前のタイは違うということをはっきりと感じたといいます。
彼が子供の頃に興味を持っていたものは、もう存在しないかもしれません。
代わりに、新しいものが追加されました。

彼はタイが良いか悪いかと言っているのではありません。
それとは関係なく、時代はただ変化していきます。

「タイは希望に満ちた国になると信じています。
タイの人々は楽観的で、温かく、礼儀正しいです。
お互いを尊重しましょう。
タイ人として、そしてタイの兄弟姉妹として、私たちは自分が誰であるかに関係なく、お互いを気遣い、耳を傾け、尊重しなければなりません。
相手を誤解していた人がいたとしても、お互いに向き直って許してあげてください。」と同氏はコメントします。

二人の兄弟はスワンナプーム空港でタイ国民に敬意を表しました。
さらに、国王陛下の寛大さに敬意を表します。
彼は、将来自分と家族がタイに戻ることを望んでいるとのことです。

「将来、私と兄弟、家族は再びタイを訪れる予定です。 皆さんが正義、平等、博愛、団結に基づいた国としてタイを守り、維持してくださいますように。
また、すぐに戻ってこれることを願っています。
次回もまた皆様にご挨拶させていただきたいと思います。
ありがとうございます。」
と、同氏は弟の手を握りながらコメントしました。

弟のタンオーン氏は兄に遅れて到着し、亡き曽祖父マヒドン王子と亡き祖父ラマ9世の像に敬意を表するため、兄とともにシリラート病院を訪れました。

チャクリワット氏は、医師としてニューヨークに拠点を置き、ワチャレーソーン氏は同じニューヨーク市内の法律事務所に勤めています。

なんと、素晴らしい人物ではありませんか。
タンオン氏の訪タイ後、多くのタイ国民が敬意を表しているのが、ひしひしと伝わります。
国民は正直なものです。

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