突飛ばそうとしたのか、助けようとしたのか? 裁判所の判断は「証拠不十分」で釈放。

パタヤ地方裁判所は8月13日日、ナ・ジョムティエンでロシア人女性が転落死した事件の重要参考人として事情聴取を行っているロシア人男性に対する逮捕状の発行を却下しました。
その結果、男性は釈放されることになります。

事件概要は過去記事より。

パタヤのコンドミニアムからロシア女性が転落し、死亡。現場には怒れるロシア人。自殺か他殺か?

8月14日の時点で、パタヤ地方裁判所は、32歳の男性を容疑者として、正式に逮捕するというナ・ジョムティエン警察からの要請を却下しました。

死亡したダリアさんは、2023年8月13日日曜午前7時ごろ、夫のヒョードルさんのマンションの7階バルコニーから転落死しました。
監視カメラには、ヒョードルさんがダリアさんの足を掴んでいる様子が映っていましたが、ヒョードルさんがダリアさんを引っ張ろうとしたのか、状況は不明でした。

パタヤ地方裁判所によりますと、その映像に映った姿が、彼女を助けようとしていたのか、それとも突飛ばそうとしていたのか、判別することができず、証拠が不十分であるとし、正式な逮捕状の発行を却下したと言います。

ヒョードルさんは違法薬物の検査は陰性で、ダリアさんの殺害や危害を否定し、監監視カメラに映っていたように、男性が止めようとしたにも関わらず、彼女は自分の意志で飛び降りたと供述しています。
また、自分の体のひっかき傷や怪我は自傷行為であり、ダリアさんとの肉体的な口論によって引き起こされたものではないと主張します。

ヒョードルはまた、犯行現場でみせた非協力的で攻撃的な行動はショックによるもので、警察や法執行機関に反抗していたからではないと主張しています。

真相はいかに?!

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