料金体系のバランス? 料金徴収後、利用者激減のイエローライン。今後の運営に一抹の不安。

6月3日に一部試運転を開始し、無料で一般公開されたのちは大反響だったMRTイエローラインですが、料金徴収後は利用者大幅減となっているようです。

鉄道運輸省によりますと、MRTイエローラインを利用する乗客数は本営業運転初日に大幅に減少し、日曜日には1往復あたり平均7万9575人だった利用客が、料金徴収後の月曜日にはわずか4万5135人となったと言います。

運賃は、距離に応じて15バーツから45バーツとなっています。

同省のピチェ局長が説明するところによりますと、EMV(ユーロペイ、マスターカード、ビザ)カードで支払う人は誰でも、ブルーラインからイエローラインに乗り替える際、いわゆるフラッグフォール(初期固定料金)料金が15バーツ割引されるとのことです。
イエローラインからブルーラインへの乗り換えの場合は、14バーツが割引かれます。

同氏によれば、EMVカードで支払う人には最初は全額が請求されますが、料金は3日以内に払い戻されると述べています。

イエローラインは毎日運行しており、ラッシュアワー(午前7時から午前10時までと午後5時から午後8時まで)は5分間隔で、それ以外の時間帯は10分間隔で運行しています。

一人で行動している時は安くて良いのですが、家族単位で動くとタクシーの方が安く済んだりするので、料金体系とのバランスが微妙なところです。

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