バンナーとスワンナプーム国際空港を繋ぐ「ライトレールリンク」。実現はいつ?

バンナー交差点とスワンナプーム国際空港の間に計画されている「ライトレールリンク」は実現可能となりますでしょうか。
これは、バンコク都が官民パートナーシップモデルの下で計画中されています。

5月14日に調査を実施する契約を結んだ企業は、「TEAM Consulting Engineering and Management Public Co Ltd」、「Avantgarde Capital Co Ltd」、「InfraTrans Consultants Co Ltd」、「Daoreuk Communications Co Ltd」、「PSK Consultants CoLtd」の5社に及びます。

6月11日に開始されたこの調査は、ルート沿いの地域経済活動を後押しすることを目的としたライトレールプロジェクトの建設のコストとメリットを分析することを目的としています。

バンコクの副知事サコーンティ氏は、この調査には約2年が必要であると予想されていると述べます。

提案によると、新しいライトレールルートがデバラタナロードに沿って建設されます。
これはバンナートラットロードとしても知られている通りです。

スワンナプーム空港への公共交通機関の接続を改善し、バンコクとサムットプラカーンの国境周辺の通勤者を支援するBTSグリーンラインに接続されます。

副知事によると、この路線の建設は、ほとんどがこの1本の道路に沿った直線上に建設されるため、地域住民に大きな影響を与えることはないと言います。

プロジェクトは2つのフェーズに分けられます。
最初のフェーズでは、バーンナー交差点とタナシティの間に12の駅が建設されます。
具体的には、バーンナー、プラパモントリー、バーンナートラット17、バーンナートラット25、ワットスリラム、プレー
ムルタイ、バーンナー6キロ、バーンゲーオ、カンチャナピセーク、ワットサルッド、キンケーオ、タナシティの12駅です。

副知事によると、第2フェーズでは、タナシティとクルーク大学およびスワンナプーム空港への接続工事を展開するとのことです。

バーンナー交差点付近に計画中の「ザ・バンコクモール」も完全にとん挫中ですし、バーンナー地区の発展も、この「ライトレールリンク」だよりといったところでしょうか。

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