タイ初のトカマク型核融合炉、7月にも核融合エネルギー研究のための運用を開始。

タイ原子力技術研究所(TINT)によりますと、タイ初のトカマク型核融合炉は4月21日の試験の成功を経て、7月にも核融合エネルギー研究のための運用を開始する準備をしているとのことです。

「タイ・トカマク-1」と名付けられたこの装置は、中国科学院プラズマ物理研究所から提供されたトカマク HT-6M に基づきタイ原子力技術研究所によって開発されました。

トカマクは、磁場を利用してプラズマをトーラスと呼ばれるドーナツ状に閉じ込める装置で、将来最も有望とされる高温核融合炉の実現に向けた技術の1つです。

タイは今後10年間で、ASEANの核融合技術開発の拠点になることを目的として、国内用に独自のトカマク機械を設計・製造する予定であると述べています。

中国のトカマク HT-6M 部品は、2017 年 8 月に署名された覚書に基づき、2022 年 7 月 15 日にマハチャクリ・シリントーン王女に引き渡され、発電を促進する可能性のある高温プラズマおよび核融合エネルギーの研究に使用されました。

トカマク技術は、工業、農業、医療用途にも応用が期待されています。

プラユット首相は、官邸で開催された高等教育・科学・研究・イノベーション省によるトカマク装置の展示会を閲覧しました。
首相はタイの科学者らの功績を称賛し、将来のエネルギー問題を担保し、タイの科学技術における競争力を高める新たなイノベーションを生み出すために研究をさらに進めるよう促しています。

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