ミャンマー沖地震でバンコクでも体感した揺れについて、バンコク都がコメント。

チャドチャート・バンコク知事は、6月19日早朝にミャンマー南岸沖で発生したマグニチュード6.0の地震を受けて、バンコク都(BMA)が呼びかけた記者会見でコメントを発しました。
この地震では、バンコクのいくつかの地区の住民にも揺れを感じるほどでした。

チャトゥチャック、バーンラック、クロントゥーイ、ラップラオ、バーンケーン、ラクシー、ホイクワン、バーンプラット、バーンクンティアン、ノーンケームの地区長は、同地区で振動を感じたが、高層建築物への影響はなかったとそれぞれ報告しました。

チャチャート氏は、「バンコク都といくつかの研究機関のチームは、そのような出来事に備えて準備をしてきた」と述べ、地震の影響をチェックするためにディンデーン地区の市庁舎2号館の36階に震度計を設置したと述べています。

報告によりますと、この震度計が地震中にピーク値3.5ミリグラムを示し、またチュラロンコーン大学土木学部の建物の4階にあるメーターの測定値は1.5ミリグラムでした。
2007年の建築規制法施行前に建てられた建物は、基礎レベルで最大50ミリグラム、最上部で最大150ミリグラムの揺れに耐えることができると述べています。

一方、この法律の発効後に建てられたものは、基礎で100ミリグラム、頂上で500ミリグラムの震度に耐えることを義務付ける規制に適合しなければならないとしてます。

記者会見の終わりにチャチャート氏は、都内の高層ビルは経験豊富な技術者によって安全基準を満たすように設計、建設されており、その基礎もあらゆる災害に耐えられる法的基準を満たさなければならないと保証しました。

結果、法的基準を満たしていませんでした!といったような事案は、これまでもたくさんあった気がしますが…。
そもそもタイの建物は、新築でも雨漏りしたりが普通なので、日本規模の地震が来たら…、それ以上はご想像におまかせします。

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