昆虫食先進国のタイでは、副業でバッタの養殖が好調です。

スリン在住の夫婦は、ボンベイバッタとしても知られるパタンガバッタを飼育し、卵や肉を販売することで生活の足しにしているとニュースになっています。

スリンのサンカ地区で教師を務めるソムポンさん(53)は、バッタは1キログラム当たり450バーツで取引されており、卵は1キログラム当たり最大1万バーツで取引されていると言います。

バッタはタイの珍味で、油で揚げて醤油をかけておやつのように食べることがよくあります。
高たんぱく質、低脂肪であることから将来の食料と考えられており、ココナッツコイアやバナナの葉などの農業残材を使って養殖することもできると言われています。

地元の教師であるソムポンさんは、2人の幼い娘の養育費をまかなうため、長い間副業を見つけようとしてきました。
コーヒーショップ、牛の飼育、ブドウの栽培など、これまでもいくつか試してきました。

「副収入という点では、バッタに匹敵するものはありません」とソムポン氏は述べ、自由時間にバッタを育てる方法を研究することから始めました。

45日後には卵を産まなくなります。
その後、農家はそれらを肉として販売し、新たな卵の飼育を始めます。

ソムポンさんの奥さんによりますと、数カ月前に事業を始めて以来、地元の商店やオンライン顧客からバッタの卵と肉の注文が途切れることなく殺到しており、需要に応えるためにさらに小屋2棟建設する必要に迫られていると言います。

「バッタの飼育は、需要が高いため、アルバイトとして優秀です。 始めるのも簡単で、少額の投資だけで済みます」と語っています。

日本では昨今、コオロギの粉末を食べる食べないで大揉めしていましたが、ご興味ある方はぜひ。

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