台湾で全国ニュースとなったタイ警察による台湾女優恐喝事件。タイ警察は事実無根、女優は酔っ払いだと主張。

1月26日、タイ警察は、台湾女優が警察に恐喝されたと主張する内容を否定し、これはパスポートを提示できなかったために拘束しただけだと反論しました。

台湾の女優シャーリーン・アン (アン・ユーチン) は、彼女と友人が1月初め、バンコクでの旅行中に警察の取り調べをうけ、金銭を要求されたと主張し、母国台湾で全国的なニュースへと張ってしました。
そしてこのニュースは、タイ側でも話題となり、タイの観光事業者を失望させるに十分な内容でした。

女優は、警察が1月4日の夜、ラチャダピセーク通りの中国大使館近くの検問所でタクシーを止め、彼女らグループを2時間も拘留しました。
彼女によると、警察は最終的に27,000バーツの金銭と引き換えに、彼女と彼女の友人を釈放したといいます。

警視庁副局長は、この事件についてホイクワン警察署の6人の警察官と話し合いました。

副局長はその内容を次のように話しています。

警察はパスポートをめぐって台湾の女優グループに異議を唱えたことを認めたが、彼らから現金等は受け取っていませんでした。
検問所は、新年の定期的な交通安全活動の一部でした。

6人の警官は台湾人観光客とのコミュニケーションに苦労し、グループは中国語しか話せなかったため、英語と手振りをもちいなんとか説明していました。

「女優は酔っているように見え、パスポートを持っていませんでした」と彼は言い、警察は最終的にグループを危険とは見なさなかったため釈放することに決めています。

さらに警官は、彼女から電子たばこを発見したが、タイでは違法であることを説明し、罰金は科さなかったとのことです。

彼は、台湾の女優を呼び出して彼女の話をするのは今では難しいだろうと述べましたが、警察は監視カメラの映像から引き続き手がかりを探しています。
警官が監視カメラのない場所に台湾のグループを連れて行ったという主張を否定しています。

観光事業者は、タイの警察が関与する度重なるスキャンダルにより、海外でのタイの評判が損なわれていると主張しています。

双方の主張が食い違ったとしても、「真実は一つ!」です。

外国人観光客によって次々と暴かれるタイ警察の悪事。今度はお馴染みの恐喝行為発覚で大炎上!

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