王室関連団体が「アシュトン・アソーク」に訴訟申し立て。取り壊しの可能性も。

11月25日、バンコクのチャチャート知事は、中央行政裁判所が180日以内に土地の調達を解決する判決を下した後、アシュトン・アソークの高級コンドミニアム事件についてコメントしました。

王室関連施設であるサイアムソサエティは、コンドミニアム計画の開発をめぐって、プロジェクトに幅員13メートルの側道使用を許可したとして、バンコク都庁、タイの大量高速輸送機関 (MRTA) 、アナンダーの3者に訴訟を起こしました。

この主張の根拠は、総床面積が3万平方メートルを超える高層ビルについて規定する省令 No. 33 (B.E. 1992) に由来します。
この規定には、公道に接続する幅員12 メートル以上の側道が必要と記載されています。

これには、一般の人が有料または無料で出入りできる道路として定義されています。
延床面積55,348平方メートルの「アシュトン・アソーク」はこの要件が必要となります。

中央行政裁判所は、この幅員13メートルの側道が省令の要件を満たしていないと裁定しました。

裁判所は、3者の被告全員に、道路に隣接するいずれかの側で180日以内に長さ12 メートル以上の土地を見つけるよう命じています。
そうでなければ、51階建ての高級コンドミニアムの法定上限を超える部分は取り壊されるとあります。

裁判所は、このプロジェクトの合計783ユニットのうち668ユニットが買い手に譲渡されており、それらが影響を受けることを認め、3人の被告に一定の期間内に問題を解決するよう求めました。

チャチャート知事は、 MRTA と Ananda MF Asia Asoke社の代表者を含む作業部会が設置され、裁判所命令への準拠を検討するために参加するよう求めています。

コンドミニアムの所有者と法人が話し合いを提案したことは、最高行政裁判所への上訴が可能であり、事件はまだ確定していませんが、前向きに検討していると同氏はコメントしています。

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別ケースではありますが、長らく周辺の住民から違法建築を訴えられつつも営業を行っていたソイルアムルディにある「The Aetas」も、現在は閉鎖されています。

「The Aetas」は、きちんとバンコク都庁の建築許可を受け竣工に至った物件ですが、あとから違法建築だと最高裁判決を受け、一日3万バーツの罰金を払いつつ営業していたと言われています。

その後、新型コロナの煽りを受け、罰金を払いつつ運営ができなくなったため現在は閉鎖となった次第です。

「The Aetas」のケースでも、「こんな大きな物件の取り壊しなど現実的にできないだろう」と言われましたが、結果このような状態となっています。

「アシュトン・アソーク」でもきちんとした解決策が見つからなければ、どんなに買い手に不利益が講じようと、取り壊し命令やその罰金が優先されることでしょう。
少なくとも、このような状態を招いたデベロッパーの責任は大きいです。
もし、タイでコンドミニアムの購入をご希望されている方は、その辺りも十分にご注意いただきたいものです。

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