ブルーライン延伸後にコンドミニアムが最も顕著に値上がる?!~Terra Media and Consulting調べ

不動産調査およびコンサルティング会社「Terra Media and Consulting」の調査によると、トンブリーからウォンウィアンヤイ~バンワー区間は、ブルーライン線がこの区間の運行開始がされた後、最も望ましいコンドミニアムエリアとしてランク付けされました。

同社は、バンコクの中心部を周回するMRTブルーラインは、2020年からトンブリー~シーロム、サトーン、スクンビットの職場への人的輸送を容易にするのに役立っていると述べています。

MRTを使用すると、BTSステーションにも接続可能なトンブリーエリアは他の場所よりも中央ビジネス地区に近くなります。
昨年のラチャダ~ラマ9~ペッチャブリー間のナンバーワン座の変更を余儀なくされました。

低層住宅の場合、大都市圏の成長がバンコク東部に拡大したため、バンナーが最も需要の高い場所でした。

この場所は、オンラインビジネスの急増により需要が高まっている倉庫群の近くにあるエリアでもありました。

市場調査はTerrabkk.comによって10月29日から11月30日まで実施され、3年以内に住宅用ユニットを購入する予定で、月収が12,000バーツ以上の方、1千人が対象となります。

全体の42%は、月収が12,000〜35,000バーツでした。
47%が独身でした。

勤め先上位2つの場所は、それぞれ15%を占めるシーロム~サトーンとスクンビット(チットロム~トンロー~エカマイ)でした。

最も購入したい物件タイプは一軒家で63%、次にコンドミニアム(39%)、タウンハウス(28%)、リゾートホーム(18%)、セミデタッチドハウス(13%)が続きました。
※セミデタッチドハウス…ニコイチ(2戸1)方式の住宅

 200万から500万バーツの単価物件が、最も人気がありました。

「パンデミックの際に収入が減り、オンライン販売のようなセカンドビジネスをしたいと思っていた会社員によって、今年はショップハウスを購入する希望者が昨年の2倍になりました」と同社MDは言います。
ショップハウスとは、家を倉庫としても使用できるようなタイプの物件です。

全体として、新しい家を購入する上位3つの理由は、家を所有したい、より良い社会と安全を望んでいる、そして投資または投機したい、でした。

マンションやタウンハウスを購入したい人は、公共交通機関の近くの場所を切望したという調査結果がでています。

私も不動産は専門分野ですが、日本人の方が自己居住かあぶく銭をお持ちの方以外では、タイのコンドミニアムを投資目的で購入するのは止めた方がいいと思います。
理由は長くなるのでここでは書きませんが、引き渡し後のトラブルや出口戦略が日本人のみならず、不動産オーナー全般に難しくなってきているからになります。
その最もな理由の一つは、完全な供給過剰状態にあります。

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