【バンコク】電線の地中化が白紙撤回の危機?! やり方は他にもあるかと…。

先日「金曜日&豪雨&給料日」のプロンポン駅周辺の道路よりも進まぬタイの電線地中化計画。事故多発中。と題した記事をアップし反響を頂きましたが、冗談ではすまなくなってきました。

バンコク都庁は、すべての電気および通信ケーブルを地中化するプロジェクトを破棄する可能性がでてきました。
これは、ほとんどの通信サービスプロバイダーが、約190億バーツと見積もられる高い費用コストのためにプロジェクトを敬遠しているからです。

バンコク副知事のウィサヌ氏は、現段階では、通信サービス プロバイダーがこのプロジェクトにほとんど関心を示していないため、市当局はプロジェクトの担当者である投資部門のクルンテープタナコーンに作業を遅らせるよう指示したことを明らかにしました。

7.2kmの距離をカバーするバンコクのいくつかの道路上のケーブルは、これまでのところバンコク都によって推定1億4,000万バーツの費用で地中化されていますが、首都の架空ケーブルは総距離約2,450kmに及びます。

一方、首都電力管理局 (MEA) は、総距離62km にわたって電気ケーブルを地中ケーブルダクトに別々に配置しており、今年はさらに12 kmの道路の工事を完了する予定です。

今後5年以内に、77.3kmのケーブルを再配置するための内閣の承認を求める計画を​​立てており、その後、電柱が撤去されます。

地中化はベストな選択肢ではありますが、そもそも問題なのは、おもちゃをかたずけられない子供のように複雑な状態となっているケーブルにあります。
使わないケーブルを整理したりケーブルのスマート化が計れれば、全てを地中化せずともすむ話です。

あとお金持ちの人々はセットバックし土地を譲って、道路を拡張させ道路整備をすべきです。
そうでないと、大型車両が電柱にぶつかり、斜めになった電柱のケーブルが垂れ下がるというようなケースが少なくなります。

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