車の走行中にいきなり銃弾を撃ち込まれたら、あなたならどうしますか? 実は私も同じような経験があります。

3月18日、シーラチャであるトレーラートラックが運転中に、助手席側の窓からいきなり弾丸を撃ち込まれるという事件が発生しました。
警察は同日15時ごろ、ノーンカム地区の高速道路での事件の通報を受けました。

トレーラートラックのガラス窓には、銃弾の穴が見つかりました。

運転手キティサックさんは警察に次のように語っています。
「近くを走行していたセダン車の中の誰かが私の助手席側の窓に銃を撃ちました。何が起こったのかわかりません。私は時速約60キロで運転していました。誰かと問題とおこしていたということはありません 」

弾丸が当たらなかったのはとても幸運でした。
助手席に乗客がいたら、弾丸が乗客に当たったかもしれませんとキティサックさんは語ります。

警察は、公の場で発砲した容疑者を捜索しており、キティサックの発言にもかかわらず、事件は「走行中のトラブル」によるものである可能性があると考えています。

実は私もこの事件の起こった同じ日に身に覚えのないことで、言いがかりをつけられ、バイクを一時停止中にいきなり2発も顔面を殴打されるという事件に遭遇してしまいました。
監視カメラもありそうな場所でしたので事件化してもよかったのですが、明らかに向こう側がノーヘルで常軌を逸した顔つきでまくし立ててきたので「薬物中毒者」や「精神異常者」である可能性を感じ、家族まで執拗に狙われるような事態になってはいけないと思い、とにかく無抵抗でやり過ごすことにしました。

例え前述の警察の言うように気づかぬ間に何か起こらせるようなことをしたとしても、いきなり殴られたり「銃弾」を撃たれたりする理由にはならないでしょう。
しかし、これがタイの社会での現実なのです。
タイ11年目の私ですら、このような目に遭遇します。

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