混乱続く新システム『M-Flow』未払い者への罰金を返金? 3月末までに通行料未払いなら罰金復活?! 

国民への周知を全く行わないまま、国民にとっては突然のごとく現れた高速道路自動料金徴収システム『M-Flow』。
利用者からは混乱に次ぐ、混乱が生じています。

2月24日、新しい高速道路の『M-Flow』レーンを登録せずに使用した場合の罰金は、3月31日まで免除されるとお伝えしましたが、これは罰金そのものの免除ではなく、3月31日までに通行料を支払えば罰金は免除されますが、支払期限を過ぎると罰金は科されるというものでした。

「M-Flow」システム未納者には10倍の罰金! 高まる不満に3月末まで罰金を停止に。それって無料ってこと?

サクサヤーム運輸相は2月25日金曜日に、M-Flowシステムを誤って使用したことで通行料の10倍の罰金が科せられたと利用者らが不満を爆発させたあと、罰金の一時停止を発表しました。
(公式サイトでは、既に罰金を支払ってしまった人は返金するとあります)

新しい『M-Flow』システムは、2月15日に高速道路9号線の4つのチェックポイント、つまりタップチャーン1、2とタンヤブリー1、2で実施されました。

しかし、この新しいシステムを知らない多くの運転手は、『M-Flow』レーンを、これまでのプリペイド料金徴収システムである「Easy Pass」レーンと混同してしまったと述べています。

『M-Flow』レーンを使用してしまったが、M-Flowシステムに登録していなかった人は、すぐに罰金を科されることはありませんが、3月31日までに通行料を支払う必要があります。
期限を過ぎても支払いがない場合は、罰金が科せられますとサクサヤーム運輸相は述べています。

高速道路局は、1時間あたり最大2,500台の車両がM-Flowを通過できると推定しており、料金所での混雑を大幅に軽減されるであろうことが期待されています。

『M-Flow』は、M-Flow (mflowthai.comまたはMFlowThaiモバイルアプリケーションを介して、事前に登録する必要があります。

これにより、ビデオとAIテクノロジーを使用してナンバープレートを登録する特別なレーンにアクセスできるようになり、ドライバーはクレジットカード、オンラインバンキング、またはカウンターサービスを介して支払うことができ、ゲートでの待ち時間が大幅に減らすことが可能です。

ただ実際は、この『M-Flow』システムのため、現金支払いゲートが大混雑を起こしており、渋滞が発生していない時でも、ゲート付近はいつも渋滞するという事象が起きています。
私も実際に体験してきて、そう感じました。
罰金を返金するとか国家のシステムとしてあり得ないと思うのですが、とりあえずやってみて一夜のうちに修正してしまうというのもタイならではで、すごい話しです。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る