タイ「観光税」開始は6月を目途に延期。観光業界から反対の声

タイは、物議を醸している「観光税」300バーツの法案を進めるが、実施は6月まで延期されると、観光スポーツ大臣のピパット氏は2月14日月曜日に言及しました。

国家観光政策委員会は先週、観光・ホスピタリティ業界から計画の中止を求められたにもかかわらず、計画を進めることを決議しました。
Covid-19危機の崩壊に苦しんでいるタイの観光事業者は、この300バーツ(約1050円)の料金によって、観光客の訪問が鈍るではないかと心配しています。

料金は当初、4月1日から開始する予定でした。

ピパット氏は、同省が関連する政府機関と計画の詳細を検討しており、その後、この提案は承認のために内閣に提出されると述べています。
承認が下りると、王国官報で公開され、90日後に発効します。

入場料は2019年の国家観光政策に沿ったものであり、当初は飛行機で到着する人々にのみ適用されると述べています。

大臣は、集められた300バーツのうち、20%が保険に使われ、事故の場合は50万バーツ、死亡の場合は100万バーツをカバーすると説明しています。

残りの料金は、航空会社と国家観光政策基金に分配され、主要な観光地のインフラや公衆トイレなどの基本的な施設に資金が使われます。

特段この300バーツの支払いに躊躇している旅行者の声はあまり聞きませんが、問題は本来主張しているような使用目的に100%使われるのかどうかが心配なのではないでしょうか。
そんな「〇〇き」するようなら、300バーツを観光地で使わせるような政策(政府発行のクーポン購入など)を考えて欲しいという思いが、反対意見に込められているように思えます。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る