タイで大流行中の「ムックショット」に大学の研究センターが警告、って言うか「ムックショット」って何?

スラナリー工科大学の寄生虫病研究センターは、タイ人に大流行中の「ムックショット」を試さないよう人々に警告しています。

このタイ人に流行中の「ムックショット」。
スパイシーなシーフードソースの入ったショットグラスで提供される生きたイカ(プラ―ムック)を食することを指しています。
イカはグラスに入ったときに自然にソースを吸い、一口で新鮮なイカとスパイシーなシーフードの味を楽しめると、タイのネット界隈で話題中の食べ方なのです。

しかし多くの人々が、生き物への拷問という点と食品の安全性について警告を発しており、そのような消費スタイルが物議を呼んでいます。

「生のシーフードを食べると、腸炎ビブリオが体内に侵入する可能性があります。海泥に多く見られるバクテリアの一種です。腹痛、下痢、食中毒を引き起こす可能性があります。深刻なケースでは、胃や腸に潰瘍を引き起こす可能性があります」
「バクテリアのほかに、イカ、エビ、甲殻類などの生のシーフードには、アニサキス属などの寄生虫がいる可能性があります。」
「タイでは、これらの寄生虫は50種類以上の海産物で発見されています。これらの寄生虫がまだ生き残っている食品を摂取すると、患者は胃の痛み、腹痛、吐き気、および胃炎と同様のその他の症状に苦しむことになります」とタイ公衆衛生省も警告を出しています。

先日、本誌でお伝えした日本人にも人気のタイ料理「クンシェーナムプラー」(生エビの魚醤和え)で失明したというニュースが、非常に反響を呼びました.
この「ムックショット」もそうですが、タイで生ものを食べる時は自己責任という言葉では後悔できないほどの結果に陥る可能性もあるので、本当にマネしないで下さいね。
最悪、「死」に至るケースもありますので、そうなったら本当の「イカゲーム」になってしまいますよ。

タイ料理「生エビの魚醤和え」から失明!「自己責任」の意味をもう一度再確認ください。

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