トンローソイ3にある「アングーンマリクガーデン」の成り立ちをご存じでしょうか。

バンコクのトンローと言えば、駐在員が多く住む日本人のベッドタウンとも言うべき、高級住宅街として有名な街です。

そのトンローの建物の後ろに隠れている、この地域で最も賃金の少ない人々のコミュニティであるスラム街の存在を認識する人は少ないかもしれません。

トンローのソイ3にある公園、アングーンマリクガーデンをご存じでしょうか。
ここは、幸福の権利の平等を信じる本来の地主であるアングーンマリクによって開かれました。
1990年に亡くなる前に、彼女はジャヤバナ財団を設立し、現在の土地を公益のために寄付したのです。

いくつかの財団と協力している少数の人々が、子供たちに毎週末遊ぶことができるスペースを提供し、再び学校に戻ることができる機会を子供たちに提供することによって、コミュニティをサポートするプロジェクトを開始しました。

タイ人の最低賃金労働者の給料は、月1万バーツ足らずです。
トンローには、その何倍もの家賃に住む日本人駐在員の方々が数万人規模で住んでいます。
そのようなトンローの片隅に、普段何気なく通り過ぎていたあの公園には、このような背景があったのです。

 

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