「ソンクラーン祭りは今でも悪夢です」バンコク在住者の3人に1人が痴漢経験。

いよいよ、タイは全国的に本格的なソンクラーン祭りが始まろうとしていますが、国を挙げての盛大なお祭りとは言え、全ての人に良い思い出となっているわけではないようです。

特に女性にとっては。

2024年3月のスアン・ドゥシット世論調査によりますと、バンコク在住者4,011人のうち32.43%が過去3年間に痴漢行為を受けたことが判明しています。
調査を受けた57.79%が白い粉で痴漢行為を受け、14.19%はセクハラを受けるのが怖かったため水かけ祭りに参加しなかったと言う結果がでています。
(または痴漢を受けたことがあり、参加をやめた)

写真はイメージです。本文中の内容とは一切関係がありません。

 

匿名を希望するAさんは、自分のつらい経験を語っています。
「それはソンクラーンの日で、その時、私は14歳か15歳でした。
水かけ祭りに参加しました。
途中、10人以上、もしかしたら20人以上の男たちの集団がいました。
彼らは私たちに立ち寄るように誘ってきていましたが、彼らはすでに通りの半分を占領し友人のバイクのハンドルをつかんで、強制的に停止させられました。
そして彼らは私たちの顔に白い粉を塗り、その手は私の胸を触ってきました。
私は大声で叫び、ライダーの友人に出発するように言いました。
私たちはとても怒っていましたが、男たちの数が多すぎて危険を感じたため、抵抗する勇気がありませんでした。」

Aさんは、家族と一緒に一度だけ水遊びに行った以外は二度と水かけ祭りに参加しなくなったと語ります。

「私と同じように、誰にもソンクラーン祭りを悪い思い出にして欲しくないです」
「あの人たちはもうこのことなど忘れているはずだ。 でも、私には今でも悪夢のような思い出です」

電車みたいに、その内、女性専用ソンクラーンスペースとか作る必要がある時代がくるのかな。

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