12月の梨田日本全権大使の動きをご紹介。(公式サイトより抜粋)

在タイ日本全権大使でもある梨田大使の話題が目に入って来たので、2つご紹介を。

(公式サイトより抜粋)
【12月7日】
大使公邸において令和3年度春の外国人叙勲伝達式が行われました。
日本とタイの学術交流及び相互理解の促進に寄与された功績により旭日小綬章を受賞されたタマサート大学教授ワリントン・ウーウォンさんに勲記・勲章の贈呈を行いました。
ワリントンさんは、国費留学生としてお茶の水女子大学に留学後、筑波大学教育学部修士課程を修了され、帰国後タマサート大学教養学部日本語学科の教授として教壇に立たれています。
また、2003年に「タイ国日本語教師会」を立ち上げ、タイの大学・高校の日本語教員の能力向上に尽力されてきました。
さらに、2009年には「タイ国日本語日本文化教師協会」を発足させ、日本語のみならず日本文化の普及にも貢献いただいております。
こうした功績から2014年には、タイにおける日本語教育の促進により外務大臣表彰を受けられております。
ワリントンさんの活動は、タイの高校における日本語専攻コースや大学における日本語学科の設置に貢献するとともに、タイにおける日本語学習の人気の高まりに大きく貢献するものです。
この度のワリントンさんの受章に対し、心からお祝いを申し上げます。

【12月8日】
高等教育科学技術イノベーション省において開催された「タイ高専プロジェクト移管・覚書署名式」に梨田大使が出席し挨拶を述べました。
タイ政府と日本政府の協力により2019年から「タイ高専プロジェクト」が進められており、バンコクに2校の高専が設立されています。
タイの産業界で必要とされている実践的でイノベーティブなエンジニアの育成を図るものです。
近年、日本の高専は、早期に専門的な技術や知識を身につける教育として企業や大学に評価され、海外からも注目を浴びています。
本プロジェクトは、国外で初めて日本型高専教育を本格的に導入するものであり、高専の海外展開に向けたモデルケースとして期待されています。

 

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