飲食業界からの飲酒時間延長の声に、バンコク知事は却下!

バンコクのアサウィン知事は、SHA +レストランでの認可された飲酒時間21時を、さらに延長して欲しいというタイアルコール飲料ビジネス協会の提案を却下しました。

同知事は11月1日、マスコミに、今のところ時間を延長することは不可能であり、制限の緩和はプロセスを徐々に慎重に行う必要があると考えを述べました。
「2週間ごとにアルコールおよびエンターテインメント業界の全体的な評価を検討します。飲酒時間が何らかの形で感染状況に影響を与える場合は、新しい計画を立てる必要があります。しかし、感染が増加しておらず、事業主と顧客が協力している場合は、必要に応じて1時間、2時間、場合によっては3時間の延長の再評価が検討される可能性があります。」

11月1日は、「SHA +」認定飲食店での店内アルコール販売の復活の初日でした。
地元メディアでは、バンコクで最も人気のある観光地の1つであるカオサンロードの状況を調査しました。
しかし、全体的な雰囲気はまだ静かで、外国人観光客はわずかだったとのことです。

飲食店オーナーらこのように主張しています。
「通常、顧客は20時頃にレストランに到着するため、お酒類が21時までに制限されるとあまり効果的ではありません。」

バンコク知事はまた、事業主からの批判にもかかわらず、バー、娯楽施設、および風俗店は、新型コロナリスクに関するさらなる評価のために再開の機運ではないと述べています。
彼はまた、SHA認定のレストランだけでなく、すべてのレストランがアルコールを販売できるようにするという提案を拒否しました。

飲食店オーナーの言で、顧客が20時にならないと来ないというのは、飲食店ではなくバーの類ではないでしょうか。
通常、タイのデパートやショッピングモールは、20時や21時に閉まってしまうので、20時にならないと客が集まらないというのは、飲食店ではなく業態が異なる店舗かと思われます。
結局このように、バーや風俗店などが食事だけのサービスと言う名目で、闇でガンガン営業してしまうので、規制を強めて行かないとバランスがとれなくなることを、知事はよーくご存じなのでしょう。
アサウィン知事は様々な現場をよく視察されていて現状をよく理解しているので、中央政府の決定にも冷静に現況を判断し、利権にも負けずいつも英断を下していると感じています。

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