日本ではすでに廃れつつある「店頭実演販売」。
実はタイではこれがまだまだ主流で、現在は新型コロナ制限でやりにくくはなっていますが、何か特別に販促を行おうとした場合、販促イベントは必須となっています。
以前、トヨタの社長が「日本でモーターショーを行う意味がなくなりつつある。しかしタイでは必要だ」と言ったことからも裏付けられるかと思う。
しかし、そこは南国のタイ。
全体的におおらかというか、大雑把な人が多い国で、プロモーション活動を行うには注意が必要です。
先日、プラチンブリーにある映画館では、アメリカのマーベルコミックに登場するキャラクターの最新作、映画「ブラックウィドウ」のプロモーション活動を行っていました。
「ブラックウィドウ」は、これまでアベンジャーズチームの中でスカーレット・ヨハンソンが主演する代表作で、今回はそのスピンオフとして、単体で描かれています。
しかし、一般のタイ人には「ブラックウィドウ」が、誰のことなんだかよくわかっていないようです。
プラチンブリー県のの映画館の従業員が10月14日、女性ヒーローに扮装してプロモーションキャンペーンを開始しました。
でも、えーと…ブラックウィドウに扮しているはずが、よーくみるとこれは…「ワンダーウーマン」の衣装のようです。
まあアメコミってくくりでは間違いではありませんが、(いや間違ってる)アベンジャーズでもないし、えーと…。
でも、お姉さんがカワイイからオッケ!
なんとなく、どの映画のキャンペーンか伝わるし。
そんな感じで今日日もどこかで、タイでは販促イベントが行われているかもしれませんので、何か購入する際は実物をよーくご確認下さい。