タイは人身売買組織のハブ的ポジション?! マレーシアで売られるロヒンギャ民をタイで救出。

タイは、大規模な人身売買組織のハブ的な役割を担い、重要なポジションに君臨しています。

タイ警察と兵士は、9月12日日曜日にターク県のメーソートにある2つの住居で、人身売買の組織から23人のロヒンギャ民を救出しました。

人身売買業者が、ミャンマー国境からタイに数人のロヒンギャを密輸したことを認めたたため、救出に乗り出しました。

警察らは、バンメータオクラン・コミュニティの住居で20人のロヒンギャ民(16人の女性と4人の男性)を発見しました。

一方、イスラム・バムルン通りの住宅で、ロヒンギャ民3人(女性2人、男性1人)を救出し、61歳のミャンマー人容疑者ムハンマドを逮捕しました。

容疑者は捜査中に有罪を認め、タイに不法入国した23人のロヒンギャに宿泊施設を提供したと供述しています。
彼は、ミャンマーの人身売買業者が、ロヒンギャ民をマレーシアに送る前に宿泊施設に送ったとのことです。

タイ警察は、ロヒンギャ民がタイに一時的に滞在することを許可しました。
一方、23人のロヒンギャ民は、新型コロナの検査を実施し、人身売買の被害者であるかどうかを分類するために、県の入国管理局に送られました。
「これらのロヒンギャが人身売買の被害者である場合、警察は人身売買業者に対して法的措置を取るためにさらに調査を重ねる」と警察は表明しています。

マレーシアに行けば、男は死ぬまで漁船、女性は売春その他で働かせ、不要になれば簡単に亡き者にされてしまいます。
日本にいると、一人の人間の命の重みについて考えさせられることも多いですが、(今はちがうのかな)海外ではその命が塵あくたのようにぞんざいに扱われている姿をまざまざと見せつけられるので、日々心が痛みます。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る