10月1日よりダークレッドゾーンでは、本当にコロナ陰性証明が必要となるのか?

10月1日からフアヒンのレストランで食事をすることができるのは、2回のワクチン接種がなされているか、新型コロナ検査で陰性を証明できる人だけになるとの発表がありました。

9月8日水曜日、プラチュアップキーリーカーン県の公衆衛生医であるスリヤ―博士は、10月1日から事業を再開するために必須要件と言われている「Covid-free setting」ガイドラインに関する詳細を明らかにしました。

スリヤ博士は、レストランやホテルなどの企業に、それらの措置を遵守することを促しました。
10月1日から、スタッフが新型コロナチェックをするために抗原検査キット(ATK)を使用する必要があると説明しています。

さらに利用客は、レストランに入る前に、2回のワクチン接種がなれていること、または7日以内にATK検査結果が陰性であることの証拠を提示する必要があります。

これらの要件は、10月1日からの観光業復興プロジェクト「ホアヒンリチャージ」の一環として、フアヒンの再開を支援するために必要であるとスリヤー博士は付け加えました。

また、COVID-19の蔓延を制限するのに十分な安全プロトコルを実施している企業に授与される、SHAおよびSHAPlus認証プログラムを満たすためにより多くの地元企業を獲得することに重点が置かれます。
しかしながら、あと4週間以内に町が再開される予定であるにもかかわらず、現在、SHA認証を取得しているフアヒンのホテルは、約50%のみにとどまっています。

そして昨日、規定を満たしSHAに認定されたフアヒンにある5つ星ホテル内で、クラスターが発生するといった事案も出ています。

一方、タイレストラン・ストリートフーズ協会のプラパットソーン会長は、新型コロナの蔓延を制限するための対策を講じる必要があることは理解しているものの、そのような対策を実施するために費用面などでのハードルが高いのではないかと懸念しています。

この「Covid-free setting」によるスタッフの検査やワクチン証明に関する措置は、すべての「ダークレッドゾーン」で適用されると言われています。
ただ道路を逆走してくるのが当たり前で、9月1日からの店内飲食制限も室内では着席数50%までと言われているにもかかわらず、初日から満卓でいれてしまう店がたくさんある中、守られていくとは到底思えません。
ただもちろん備えて置けば無難ではありますが、できない圧倒的多数を排除することも現実的ではないでしょう。

 

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