去り行く菅総理、生き延びるプラユット首相。

日本では菅総理大臣が、次期総裁選に出馬しないことを突如発表いたしましたが、タイのプラユット首相はまだまだ安泰のようです。

タイのプラユット首相と5人の閣僚は、3回目の不信任決議を乗り越え、生き延びることができました。
結果は次のとおりです。

プラユット首相:264 VS 208(棄権3)
アヌティン副首相兼公衆衛生大臣:269 VS 196(棄権11)
スチャート労働大臣:263 VS 201(棄権10)
サックサヤーム運輸大臣:269 VS 195(棄権10)
チャルームチャイ農業大臣:270 VS 199(棄権8)
チャイウットデジタル経済大臣:267 VS 202(棄権9)

野党による4日間の不信任討論では、プラユット政権が新型コロナウイルスの対策を怠り、汚職を容認し、経済を誤った方向へ導いたという厳しい非難が飛び交いました。

プラユット政権は、2019年の総選挙以来、他の2つの不信任決議を生き延びました。
しかし現在、新型コロナウイルス危機への政府の対応、特にCOVID-19ワクチンの適切な供給を確保できなかったため、連日大規模なデモが行われるなど、最大の危機を迎えていると言われています。

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