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警察署長による容疑者リンチ殺害事件。犯行ビデオをネタに恐喝した弁護士が、ビデオリークした弁護士を訴える。
- 2021/8/28
- 事件(タイローカル)
元ナコーンサワン警察署長による容疑者リンチ殺害事件、タイのマスコミをまだまだ賑わせています。
通称「チョウ・フェラーリ」(前述の警察署長)が麻薬容疑者を殺害した様子が映し出されているビデオをリークした弁護士に対して、8月28日金曜日に名誉毀損の申し立てが行われました。
8月23日月曜日に、有名な弁護士であるシットラー・ビアバングードことタム氏が、彼のソーシャルメディアページで、ティティサンこと「チョウ・フェラーリ」lが犯罪を犯していることを示すビデオクリップをリークしました。
名誉毀損を訴え出たのは、タム弁護士がリークする前に、リーク元が最初に送ったとされる有名弁護士ソーシャルメディアで公開される前にバイラルビデオを所有していた弁護士であるデ―チャー・キッティウィッタヤナン氏でした。
タム弁護士は、デーチャー弁護士がこのビデオを用いてこの元ナコーンサワン警察署を脅迫しようとしたとする主張に対し、タム弁護士を名誉毀損とコンピューター犯罪法違反で起訴するよう訴えたとデ―チャー弁護士は表明しました。
タム弁護士は24日火曜日にメディアに対し、低位の役員からこのクリップを入手したこと、タム弁護士がクリップをリリースする前に、低位の役員は最初にこのクリップををデーチャ弁護士に送ったが、彼はそれを用いて恐喝したかったので公開を拒否したと主張していました。
デーチャー弁護士はその主張を真っ向から否定しました。
彼は、タム弁護士がそれを受け取る数分前に、高位の警察官からクリップを受け取ったが、事件は調査中であり、証拠を改ざんしたくなかったので、公開しないことに決めたと主張しています。
始まりましたね、タイの言い訳合戦。
タイで仕事をしたことがある人は、一度ならず何度も経験しているのではないでしょうか。
何か問題があった際の、タイ人の言い訳は堂々もはや魔界に引きずり込まれたかと思わんばかりです。
責任を認めさせることの大変さは、経験者ならお分かりのはず。
この事件に出口は見いだせるのでしょうか。
この事件の更なる詳細をお知りになりたい方は、youtuberのあきさんがもっと詳しく分かりやすく説明していますので、是非ご覧ください。
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