中国製検査キットはWHOも未承認。購入は首相令に反するとGPOへ抗議

今回はさすがにGPOの分が悪いのではないでしょうか。

地方医師会は木曜日に、政府製薬機関(GPO)による中国製のCovid-19抗原検査キット(ATK)の調達は、首相の基準に準拠していないと主張しています。

GPOは、製品の品質に対する世論の批判にもかかわらず、中国北京を拠点とする「Lepu MedicalTechnology」から「Ostland Capital」を通じて850万セットのATKキットを購入する計画を進めることを発表しました。
これは相場の2倍以上の価格、キットあたり70バーツの提案価格で入札を勝ち取りました。

その後、この件に関する批判は、LepuのATKセットが米国で禁止されたというニュースから生じました。

プラユット首相は、8月17日付けの閣議決議53ページ6項に掲載されたこのような命令を出しました。
「GPOが購入する抗原検査キットは、世界保健機関(WHO)およびタイの食品医薬品局によって承認されている必要がある」
さらに首相は、感染した患者のタイムリーな治療を確実にするために、ATKセットはコロナウイルスの新しい変異体でテストする際に高精度でなければならないと付け加えていると言います。

7月27日に公開されたWHO承認のCovid-19検査キットのリストによると、LepuのATKキットは含まれていませんでした。
その時のエビデンスはここで表示できます。
https://extranet.who.int/pqweb/sites/default/files/documents/210727_IVDs_SARS-CoV-2_Assessment_EUL.pdf。

したがってRural Doctors Societyは、GPOに首相の命令を遵守し、タイが国際基準を満たす高品質のデバイスのみを調達することを保証するために、Lepu MedicalTechnologyとのこの取引を停止するよう要請しますと声明を出しています。

購入契約はまだ起草段階にあるため、損害が発生する前に取り消される可能性があると考えていますと付け加えました。

表出てている悪より、表に出てこない悪の方が問題が根深く、そこを解決しなければ本当の意味での国の変化は望めないのではないでしょうか。

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