あなたの会社は大丈夫? バーンクルアイ病院の医院長が収賄の疑いで逮捕!

昔は、こういったことに首を突っ込むと「人が死ぬ」と言われていました。

ノンタブリーにある国営のバーンクルアイ病院の医院長は、28万バーツのコンピューターシステムの請負業者に35%のキックバックを要求したとして逮捕されました。

8月5日、腐敗防止課(CCD)の警察と公共部門腐敗防止委員会(PACC)の職員は、バーンクルアイ病院の院長であるウィチャイ・ラッタナーパンパニット博士(53)が、病院のコンピューターシステムの請負業者から93,000バーツ(約32万円)を賄賂として受け取っていたとして逮捕されました。

申立人は、約28万バーツ相当の病院のコンピューターシステムを設置するための入札に参加したと言います。
その後、告発された病院長が手数料として15%を要求してきましたが、その後それを33%以上、つまり約93,000バーツに引き上げてきたと言います。

申立人は、これでは損失を被るだけになるため、それは容認できないと判断しPACCに苦情を申し立てました。

8月5日には、病院でその手数料が支払われるところだったので、逮捕チームは申立人が準備した紙幣に印を付けました。
ウィチャイ博士がお金を受け取った瞬間、まさに逮捕チームが現れ彼を逮捕しました。

彼の記録を調べたところ、他にも同様の訴状を受けていたことがわかりました。
PACCは、さらに金銭的証跡をチェックしています。

その後、彼らは証拠を収集し、調査報告書を国家腐敗防止委員会の事務所に提出しました。
事件は後に法廷へと送られることでしょう。

このような話しは、タイのいかなるシーンにも存在すると言われています。
日本から来た駐在員がそういったところにメスを入れようとすると…。
割と恐ろしい話しが、昔から聞きますね。
タイで暮らすというのは、簡単ではないのです。

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