デパート内の飲食店、デリバリーに関しては早々に復活させる動き

政府の副報道官は、デパート内のレストランは、オンラインで食品を販売することを許可できるよう、Covid-19状況管理センター(CCSA)内で議案が上がっており、認められるであろうと発表しました。

7月22日のCCSAの会議では、公衆衛生省がデパートのレストランに課せられた制限によって引き起こされる困難を考慮して、オンラインで食品を販売するための基準を設定する必要があると決議したと言います。

同省は以下の措置を提案しています。

〇飲食店のすべての従業員は、DMHT(距離、マスク、手洗い、温度測定)の規則を厳守し、密閉されたルートに沿って移動する必要があります。
店頭での販売はできません。
呼吸器系の問題がある、または新型コロナに感染した人と密接に接触していることが判明した人は、仕事に携わることはできません。

〇デパートは、注文を集めるために到着する人々のための待合室を提供する必要があります。
エリアは開放的で、換気がよく、混雑していない必要があり、DMHTルールを実装する必要があります。

〇待合室のクライアントに食べ物を配達する従業員は、常にフェイスマスクを着用し、社会的距離を練習し、手指消毒ジェルを携帯し、温度をチェックし、「タイチャナ」「モーチャナ」アプリにログインする必要があります。呼吸器系の問題があることが判明した場合、または感染者と密接に接触したことがある場合は、作業を停止する必要があります。

提案は承認のためにCCSAに提出されるだろうと副報道官は述べています。

本誌では何度も主張していますが、タイのデパートは巨大な敷地面積を有しているところが多いので、密にはなりにくく実際これまでも大きなクラスターは起きていませんでした。
(後半はデパート側もコロナ感染者がでたことを隠すようになってしまいましたが)
工場や市場のような、数百人単位でのクラスターはデパートでは起きにくいので、デリバリーやマスクを外さなく良い売り場(その場での飲食以外)は早々に復活させて良いかと思います。
少なくともこの連日1万5千人以上の新規感染者が出ている数値に、ほぼ影響は出ないかと考えます。

とかく市場、工場、バーや風俗産業、この3分野を2週間稼働停止にしたら、(闇営業も徹底して)新規感染者数は1,000人以下に収まると本誌では考えています。
ただ市場や食品流通に関してはCP帝国が、工場はサハグループが、大勢を牛耳っていますのでなかなか実現できないでしょう。
普段寄付などは多少するとは言え、全従業員の生活を補償したりはしたくないでしょうからね。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る