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全タイ国民が新型コロナに苦しむ中、中国から2基の潜水艦購入案件で、またまたネット界隈が炎上中。
- 2021/7/18
- タイローカルニュース
今の時代に使い道はないかと思うのですが…。
タイ王国海軍(RTN)は7月17日、スポークスパーソンを通じて、中国から2隻の潜水艦を購入するという計画を進めている発表したため、物議を呼んでいます。
海軍は今週、2022年の財政予算を考慮して議会予算委員会に提案を正式に提出しました。
これが承認されれば、潜水艦の購入が決定的となります。
RTNのスポークスマンであるチェッタ氏によると、この購入は国を守るためのタイ王国海軍の「義務」のであるとのことです。
新型コロナウイルスを取り巻く環境は国にとって脅威であり、ソーシャルメディア上の野党や市民からの懸念の声を確かに理解しています。
ただしこれら2隻の潜水艦の購入は、法的な契約上の取り決めの一部であり、コロナ禍のかなり以前に中国と契約が締結され署名を行っています。
この法的契約を破ることはほぼ不可能であり、タイが困難な状況に陥る可能性があります。
だが中国は好意的であり、現在の状況のために潜水艦の支払いの削減を提案してきましたとチェッタ氏は述べています。
さらに、この潜水艦取引の予算は2022会計年度から外れており、パンデミックと戦うための現在の予算とは何の関係もありません。
政府は昨年3月以来、新型コロナウイルスのパンデミックとの闘いを支援するために、タイ王国海軍の予算を大幅に削減しており、私たちもそれに全力で取り組んでいますと結論づけました。
このような説明にも関わらず、ソーシャルメディアでの反応は大部分が否定的であり、資金の出所や中国の状況の合法性に関係なく、現時点での取引は適切ではないと多くの人が述べています。
そもそも潜水艦は、先制攻撃や奇襲攻撃、隠密作戦などで使用するものですから、どこかと戦争を目論んでいない限り、無用の長物になるだけではないでしょうか。
国防を考えるのなら、イージス艦や哨戒機の購入に回した方がまだ利用価値はあるかと思います。(そもそも現時点で軍備は不要という議論は別)
おそらく何かの見返りに中国から買わされたというのが実状なのでしょうが、購入後はどのように運用するのでしょうか。
排他的経済水域を侵してくる中〇船を撃破しまくるのでしたら、まだ使い道としてあるのかもしれませんが…。